10年前の自分と、今の自分

2020/01/25 NOTEでの記事


午前中の遅い時間に目を覚ます キッチンに行ってお水をコップ2杯 3匹の猫達にご飯をあげて 猫のトイレを掃除し 自分の朝食を作る 白米に味噌汁の日もあれば オムレツとパンケーキの日もあるし フレンチオニオンスープを作る日もある キッチンで遅い朝食を食べたら リビングで音楽をかけて 大好きな日本の緑茶を入れ 冷凍庫で凍らせてある果物を食べる

バスタブにお湯をためて その間にお部屋を軽く掃除し 瞑想をしながら20分ほど入浴する 入浴後は水分をとって 化粧をし メールをチェックして 気分で外に出る 天気のいい日はコーヒーを持って近所の水辺を散歩したり 散歩はせずにそのまま仕事を始める日もある



夕方になったら 暖かく着こんで外に買い物に行く 私が外に出るルーティーンの時間はここだけなので 散歩がてら少し遠くのスーパーマーケットまで歩いて 野菜や果物を買って帰り 二人分の夕食を作る

夜になってパートナーが仕事から戻り 夕食を食べながら映画を一本観て 彼が寝た後にシャワーを浴びて残りの仕事を始める 夜は静かなので集中が切れるまで仕事をし ベッドに入ったら瞑想をしてそのまま眠る




ニューヨーク生活14年目 やっと自分の理想の生活パターンができた。 20代の頃の私は 外見ばかり取り繕ろうのに必死で 全てを勝ち負けで考えていた。 決まったパートナーがいなくても ゲームの様に恋愛をして 傷付いたり傷付けたり 本当は誰かにそばにいて欲しいのに いつも強がっていた。 カッコ悪い、弱い自分を認められなかった。 昼は仕事に没頭し 仕事が終われば毎晩のように遊び歩くことで 夜の闇と共にじわじわと心を浸食する不安を打ち消して 自分の底にある感情に向き合う時間を取る事すら 何年も拒否していた。 あれから10年近くたった今 30代後半の私にとっての豊かな生活とは 華やかなパーティーに行くことでもなく 高い洋服を買う事でもなく 心の平穏 好きな物だけに囲まれて 時間に縛られず 身体に鞭を打たず 一番好きな事を仕事にし 心を豊かにしていくことだと気づいた。 本当の意味で自分の体と心をケアできる生活。

ニューヨークに限らず海外に住むという事は あえて不便な場所に自分の身を置くという事である。 厳しい場所だからこそ 人生の本当の目的をもう一度考えて ゆったりと生きていきたい願望が生まれた。


それでも不安に襲われる時はあるし 今でも日本の家族が恋しくて泣きたくなる日だってある。 金銭的な余裕は正直に言えばもっと欲しいし もっと頻繁に旅行だってしたいし たまには贅沢もしたい。 フリーでバリバリ活躍している友人を見ると 素直に尊敬するし 自分はまだまだだなとも思う。 それでも 今ある幸せに涙が出るほど感謝できるようになったし 不安な感情はお天気みたいなものだと思えるようになった。 比べて落ち込んでしまう、弱い自分を認められるようになったし それに向き合える時間を大事にできるようになった。


私は常に変化していきたい。 変化する自分が大好きだし 新しい自分でい続けさせてくれるニューヨークも大好き。 いつかこの大好きな街に恩返しができるように 頑張ろうと思う。

REIKO LAUPER

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